「Japanology University」の記事一覧
12月31日は、大晦日(おおみそか)と言って、1年の最後の日です。 「大つごもり」とも言います。 旧暦では毎月の最終日を「晦日(みそか)」と言いました。 「晦」は月の満ち欠けが変化する様子を表わす言葉で、月が隠れることを […]
日本には四季があります。 二十四節気(にじゅうしせっき)は、太陽の動きをもとに、1年を24等分したもので、春夏秋冬の4つの季節をそれぞれを6つに分けたものです。 「節(せつ)または節気(せっき)」と「気(中(ちゅう)また […]
「おみくじ」とは神社・仏閣等で吉凶を占うために引く「くじ」のことです。 「みくじ」は「くじ」に尊敬の接頭辞「み」を加えたものです。 神社のものは「神籤」、寺のものは「仏籤」と呼びます。 「神聖なくじの結果には神仏の意思が […]
節句(せっく)は、古代中国の陰陽五行説を由来として日本に定着した暦のことで、伝統的な年中行事を行う季節の節目となる日です。 年間にわたり様々な節句が存在しており、そのうちの5つを江戸幕府が公的な行事・祝日として定めました […]
日本は不思議な国です。 クリスマスを祝い、除夜の鐘を聞き、神社に初詣する、ということを当たり前のように生活の中に溶け込ませています。 クリスマスも最初は、違和感を持って受け止められていたかと思いますが、いつの間にか日常的 […]
地方によって呼び方が異なりますが「どんど焼き」は、小正月(1月15日)に行われる火祭りの行事です。 全国で広く見られる風習で、旧暦では小正月(1月15日)が新年最初の満月の日にあたり、新春の満月の夜に開催される火祭りとも […]
おせち(御節)料理は、正月料理です。 年神さまに捧げる供物としての料理が「おせち」の始まりです。 料理のひとつひとつは、日持ちする物が多くなっていますが、年神さまを迎えて共に食事を行う正月の火を聖なるものとして、神と共食 […]
お正月になると、玄関に「注連縄(しめなわ)」が飾られている光景を見かけます。 日本では古くから「注連縄」をお正月に飾る風習があります。 注連飾り・注連縄飾りは、神社等で飾られる「注連縄」の小型版に装飾を加えたもので、「注 […]
「鏡餅(かがみもち)」とは、日本の伝統である、餅を神仏に供える正月飾りです。 「鏡餅」という名称は、昔の鏡の形に似ていることにより、鏡はこの世とあの世の境界と捉えていたことから付けられた名称です。 「鏡餅」が現在のような […]
「七草粥(ななくさがゆ)」とは「人日(じんじつ)の節句」(1月7日)の朝に1年の豊作と無病息災を願って食べる日本の行事食です。 「七草粥」を食べることは1年で最初の節句行事になります。 「七草粥」を食べる「人日の節句」は […]