日本学神社

日本には「神社」がたくさんあり、実態は定かではありませんが約9万あるとも言われています。

「神社」のベースになっている考え方が「神道」です。
「神道」の特徴は、4つの項目で示すことができます。

  • 教祖がいない
  • 教義がない
  • 戒律がない
  • 偶像がない

神道は宗教ではないので、「道」という言葉を使っています。
漢字の「道(みち)」には他の読み方、「とう」または「どう」があります。

「神道」の「道」には、どんな意味が込められているのでしょうか?

「茶の湯」は「茶道」、「立花」は「華道」、「書」に関することは「書道」と言います。
また、「剣術」は「剣道」、「柔術」は「柔道」と言います。
すべてに「道」という漢字が含まれています。

何があっても最後まで気を抜かない、平常心でいること、謙虚であること・・・すべてに礼節をもって接する人格を養う・・・「単に技術を磨くだけでなく、人としての成長を目指す想い」を「道」という言葉で表現しています。

日本は、自然環境に恵まれた国のひとつです。

四方を海に面し、南北に長く、日本列島の中央部に3,000m級の山々が背骨のように連なっていますし、国土の約70%は森林です。

先人たちは自然との関わりの中で生活を営んできました。
自然の力は、人間に恵みを与える一方で猛威もふるいます。
そんな自然現象に目に見えない不思議な力を感じました。

自然の中で循環しながら続く生命の尊さを実感し、あらゆるものを生み出す生命力も目に見えない不思議な力の働きであると感じたのです。

自然とは調和するもので、制御するものではなく、ましては人間の都合良く手を加えるものではない、という価値観に基づき、自然と調和する生活を送ってきました。
より良い環境を次世代に継承するために、自然との調和を大切にしてきました。

自然と人間とが共に生きて行くこと・・・自然との共存共栄を図るための叡智や価値観と言えますし、「自然に対する礼節」を重んじているとも言えます。

このページでは、日本の心に影響を与えた宗教、思想や哲学、文学に関する日本学をお伝えします。

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