人間の「五感」とは、「視覚」「聴覚」「嗅覚」「触覚」「味覚」のことです。
東洋思想では「六根」「眼(視覚)・耳(聴覚)・鼻(嗅覚)・舌(味覚)・身(触覚)・意」といわれ「意」が「第六感」に当たります。
「第六感」とは、物事の本質をつかむ心の働きのことでもあり「虫の知らせ」と言ったりする「察する能力」でもあります。
「第六感」は「感性」とも言えます。
「感性」は、想像力を豊かにしてくれたり、感情をコントロールする大切な役割を持っています。
「感性」を培うには、五感で感覚を磨き、五感で感じとることが必要となります。
相手に伝えたいことを表現するためにも「感性」は必要です。
伝えたいことを表現するには「人」という存在が必要不可欠です。
人は心の触れ合いを通して、お互い響き合い共感し合い、創造への原動力になります。
共感することでより「感性」が磨かれて行きます。
共感するには、自分を認めてくれる人、つまり相手が必要で、キャッチボールのように「リアルのコミュニケーション」が大切です。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」という思想があります。
心を清らかな状態にすることを言い「生きる力」を付けていくこととなります。
残念ながら知識だけでは「生きる力」を身に付けることはできません。
「リアルのコミュニケーション」を通じて、自分を知ることが大切です。
「三大皇学」は、「生きる力」を身に付けるテクノロジーです。
日常のコミュニケーションで活かすことにより、初めて掴むことができるようになります。
ネットを使うことは便利なことではありますが、「視覚」と「聴覚」が主体です。
「嗅覚」「触覚」「味覚」はほぼ使いません。
「第六感」を育てるには、五感をバランス良く成長させることが大切です。