イギリスの中小企業に向けて融資やビジネスバンク、クレジットオプションに関する情報を発信している「BusinessFinancing.co.uk」が、「各国に現存する最古の企業」についてまとめたインフォグラフィックを公開しています。
「各国に現存する最古の企業」についてまとめたインフォグラフィック
インターネット上のさまざまな情報源を調べて各国の最も古い会社を見つけ出し、個々の企業について2020年時点でも存続しているかどうかをチェックして発表しています。
ヨーロッパで最も古い企業
803年創業、オーストリアの聖ペーター僧院教会に隣接する「シュティフツケラー・ザンクト・ペーター」というレストラン
862年に創業、世界最古のワイナリーである「シュタッフェルター・ホフ」
アジアで最も古い企業
578年創業、四天王寺を建立するために朝鮮半島西部の百済から日本に招かれた宮大工・金剛重光が創業した「金剛組」。
日本に現存する最古の企業であり、同時に世界に現存する最古の企業です。
各国ごとに最古の企業を調べたものであり、日本には「創業1000年超えの企業」がいくつもあります。
「金剛組」578年創業:2020年で1,442年の存続企業
「池坊華道会」587年創業:2020年で1,433年の存続企業
※華道の池坊に伝わる生花の普及に取り組み。
「慶雲館」705年創業:2020年で1,315年の存続企業
※最古のホテルとしてギネスに認定、山梨県で旅館を経営。
「古まん」717年創業:2020年で1,303年の存続企業
※兵庫県の城崎温泉で旅館を経営。
「善吾楼」718年創業:2020年で1,302年の存続企業
※創業200年以上の歴史を持つ会社だけで構成されるエノキアン協会(本部・フランス)加盟企業のうち最古の歴史を持っています。
石川県の法師旅館を経営。
どのような要因で、長寿企業となっているのか?
おそらく、日本ならではの要因があるのだと思います。
どんな要因なのか?考えてみませんか?