武道では、「心」「技」「体」が三位一体となって「自律」を身に付けることが「一流」と定義されています。
「心」「技」「体」とは、
1.「心」:精神力(人格)を高める
2.「技」:人間的な能力(人望)を拡げる
3.「体」:取り組み姿勢(人徳)を積む
のことを指します。
「心」「技」「体」は、三軸の図(立体構造)にすることができます。
縦糸の「心」と横糸の「技」で「生地(布)」を織ります。
日本語では「糸」(Ito)と読みますが、同じ読み方で「意図」という言葉があります。
「糸」=「意図」であり、目的を持って織りなすことが大切です。
「生地」とは、漢字の生成から「生きる素地」とも言えます。
「生地」を使って、ひとりひとりがオリジナルの「服」を仕立てます。
日本語では「服」(Fuku)と読みますが、同じ読み方で「福」という言葉があります。
「服」=「福」であり、ひとりひとりが福のある人生を創り上げる、という意味を含んでいます。