言葉には不思議な力があると、先人たちは感じていました。
言葉を発することで、関わる人が動いてくれたり、何かが起こったりすることを目の当たりにしたからです。
言葉の持っている不思議さを感じた先人たちは「言葉にはエネルギーが込められている」として「ことたま」という言葉を作りました。
その昔・・・漢字が日本に伝来する以前の縄文時代から話し言葉として使われていた言葉を「大和言葉」と言います。
言葉には一音一音に意味があります。
また、奥に込められた想いが言葉として表現されています。
一音の音の持つイメージが自然に浮かびます。
例えば「な」。
同意を求める時などに「な」「ね」といった音を使います。
「な」「ね」からイメージすることは、激しさや強さではなく、和やか・調和といったイメージを想起させます。
笑い声は「は行」の音を使います。
教えられた訳ではないのですが、母音(あ・い・う・え・お)と子音(か・さ・た・な・・・の各行)の組み合わせにより、笑い声でも「ははは」と「ふふふ」では、受け取るイメージが変わったりします。
このページでは、古来の言葉や言霊に関する日本学をお伝えします。
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